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​Farm常念

北アルプス常念岳のふもと

自然豊かな安曇野ですが、世の流れには逆えず、農家も農地も年々減少しています。元々は兼業農家として耕作していましたが、安曇野の農業を守りたい、と一念発起し2014年に法人化。以降専業農家としてFarm常念で米・蕎麦を育てています。

海をこえたヨーロッパでは農業があることで、地域の美しい風景と環境が守られています。ヨーロッパに負けないくらい美しい安曇野の良さを、農業を通じて守っていくひとりになりたいと考えています。

株式会社 Farm常念

代表 幅谷 倉夫

Farm常念のおもな農産品

くらお米

Farm常念オリジナル

Farm常念の選び抜いた圃場で栽培したお米のことを、親しみを込めて「くらお米」と呼んでいます。くらお米は、米どころ長野県安曇野市の烏川水系で育ったコシヒカリです。清冽な水と昼夜の寒暖の差が大きいこの地(標高650m)では良質のお米が育ちます。Farm常念のくらお米は 有機栽培・低農薬 で安全安心のお米です。また、すべての圃場で疎植栽培*を行い、稲1株毎に十分な太陽の恵みを届け、量よりも質を高めています。丁寧に大切に育てたくらお米は、すべて一等米です。

*疎植栽培とは稲の株間を広げ栽植密度を下げる栽培法のことです。Farm常念では通常は一坪あたり60株植えるところを、45株にまで減らして栽培しています。効率はよくありませんが、病気に強く、品質が向上して美味しく育ちます。

ーくらお米の栽培特徴ー

●減農薬・・・除草剤は標準使用量の1/3 。  
●殺虫剤と殺菌剤は使用しません。
●稲わらと鶏糞中心のこだわった肥料設計(側条施肥を併用)です。
●疎植栽培(慣行栽培の70%密度)にて太陽を稲株毎に十分行き渡らせます。
●気候変動に強い良質なお米が育ちます。
●稲種はコシヒカリです。

蕎麦(信濃1号)

信州の名物といえば、信州そば。長野県は蕎麦の産地として知られています。戦後食料難で米の増産のため水田が急増しましたが、近年国内産の蕎麦の需要が高まったこともあり、Farm常念では蕎麦を栽培しています。秋蒔きの良質な蕎麦を完全有機栽培(無農薬、無化学肥料)で生産し、Farm常念独自の製粉工程で胚芽含有で製粉したそば粉は、風味豊かで絶品です。

また、玄米ならぬ玄そばを加工する機械を導入し、蕎麦の実の薄い皮を剥いた剥き実そばも販売しています。剥き実はそのまま炊いて蕎麦がゆにしても良し。軽く炒れば蕎麦茶としても楽しめますし、お米に混ぜてもおいしいです。ご飯と同じ要領で蕎麦の栄養分を逃さず食すことができます。

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